花の寺 圓藏院

2017.11.22 第二回 圓藏院「ちび茶会」

去る11月18日土曜日、芝川小学校「土曜チャレンジスクール」関連授業で、小学生児童と保護者のみなさん総勢七十二名が、来院くださいました。

圓藏院「ちび茶会」は、大銀杏とお庭がきれいに紅葉するこの時季、子どもたちを招いて、本格的な「茶の湯」を体験してもらおうという教育行事。

最初に、当山住職が、子どもたちにお寺の来歴や生命の尊さについて法話。お寺で実際につかっている、さまざまな法具にふれて、遊ぶこともできます。

つぎは、子どもたちに、お庭にでて遊んでもらい、自然にふれながら生命の大切さを実感してもらいます。

そして、石田社中のご協力のもと、お茶をいただくときの気持ちや作法を簡単に習ってから、本物のお茶道具をつかいつつ季節のお茶菓子をいただき、さいごに「うす茶」をいただいて、終了。

ゆたかな自然と美しい紅葉にかこまれた、静かなお寺でいただくお茶の味わいを、子どもたちは存分に楽しんだようです。

芝川小学校児童と保護者のみなさま、地域コディネーター方と先生方、また、ぜひ遊びにきてくださいね。

住職による本堂での法話。

説明をうけたり、法具で遊んだり。

「ちび茶会」のはじまり。

「一期一会」(いちご・いちえ)の掛け軸を前に

まずは、全員で一礼。

石田社中の方に、「お点前」のやり方を習います。

「意外とかんたん!」

子どもはおぼえが早いですね。

お茶事には、すべて本物の茶道具をつかいます。

この日のために、職人さんがつくったお茶菓子。

高崎の老舗和菓子店「田むら製菓」でつくられた、

「紅葉狩」(もみじ・がり)というお菓子です。

お菓子は八〇個、一個一個すべて手づくり。

秋の色彩と甘味が見事に表現されていました。

和菓子は苦手かな?と心配だった子どもたちも、

「おいしい!」と、あっという間にペロリ。

子どもたちは、初めてのお点前に

緊張しつつも、興味しんしん。

お抹茶も、「おかわりないの?」と

気に入ったみたいです。

おかわりは、来年、きてくださいね。

「子どもたち、地域のために」と、

前日の準備から当日も朝早く

ボランティアでご協力くださった、

石田社中のみなさん。

ありがとうございました。