去る11月18日土曜日、芝川小学校「土曜チャレンジスクール」関連授業で、小学生児童と保護者のみなさん総勢七十二名が、来院くださいました。
圓藏院「ちび茶会」は、大銀杏とお庭がきれいに紅葉するこの時季、子どもたちを招いて、本格的な「茶の湯」を体験してもらおうという教育行事。
最初に、当山住職が、子どもたちにお寺の来歴や生命の尊さについて法話。お寺で実際につかっている、さまざまな法具にふれて、遊ぶこともできます。
つぎは、子どもたちに、お庭にでて遊んでもらい、自然にふれながら生命の大切さを実感してもらいます。
そして、石田社中のご協力のもと、お茶をいただくときの気持ちや作法を簡単に習ってから、本物のお茶道具をつかいつつ季節のお茶菓子をいただき、さいごに「うす茶」をいただいて、終了。
ゆたかな自然と美しい紅葉にかこまれた、静かなお寺でいただくお茶の味わいを、子どもたちは存分に楽しんだようです。
芝川小学校児童と保護者のみなさま、地域コディネーター方と先生方、また、ぜひ遊びにきてくださいね。
住職による本堂での法話。
説明をうけたり、法具で遊んだり。
「ちび茶会」のはじまり。
「一期一会」(いちご・いちえ)の掛け軸を前に
まずは、全員で一礼。
石田社中の方に、「お点前」のやり方を習います。
「意外とかんたん!」
子どもはおぼえが早いですね。
お茶事には、すべて本物の茶道具をつかいます。
この日のために、職人さんがつくったお茶菓子。
高崎の老舗和菓子店「田むら製菓」でつくられた、
「紅葉狩」(もみじ・がり)というお菓子です。
お菓子は八〇個、一個一個すべて手づくり。
秋の色彩と甘味が見事に表現されていました。
和菓子は苦手かな?と心配だった子どもたちも、
「おいしい!」と、あっという間にペロリ。
子どもたちは、初めてのお点前に
緊張しつつも、興味しんしん。
お抹茶も、「おかわりないの?」と
気に入ったみたいです。
おかわりは、来年、きてくださいね。
「子どもたち、地域のために」と、
前日の準備から当日も朝早く
ボランティアでご協力くださった、
石田社中のみなさん。
ありがとうございました。