花の寺 圓藏院

2018.02.13 芝川小学校児童 社会科見学で来院

さる2/9金曜日に、芝川小学校3年生の児童のみなさんが、当山円蔵院に社会科見学で来院されました。

地域社会のなかで、文化と伝統を守る仕事を見学にきたのです。

元気に挨拶をして、児童全員が本堂にすわると、住職が合掌をして返礼。合掌や仏といった基本を説明します。それから、お寺を守るという、日々の法務や円蔵院の寺歴をお話ししました。

「住職とは、お寺に住んで仕事をするお坊さんのことです。お寺のことを坊といい、その主だから、坊主、お坊さんなんですね」。

途中、児童のみなさんに、かんたんな座禅を体験してもらいました。

「これから、鐘をひとつコーンとならしますから、鐘の響きがどんどんちいさくなって、完全になりやんだなと思うまで、目を瞑り、こころを落ちつけて座禅をしてみましょう」

児童たちは興味しんしんで、座禅にいどみます。

鐘の音がおさまり、みなさんが目をあけると、

「鐘がなりやんだとき、なにがきこえました?小鳥の声、トンカチをたたくトントンという音、風の音などがきこえたでしょう。その音が、生命の音なんです」

と、住職。

さいごまで、元気に挨拶をし、児童たちは立春の花が咲きはじめたお庭を見学して、学校に帰ってゆきました。

芝川小のみなさん、また、円蔵院に遊びにきてくださいね。