梅一輪 いちりんほどの 暖かさ
という、松尾芭蕉の弟子・服部嵐雪の詠んだ句がぴったりなこの時節。圓藏院のお庭も、だんだんと花盛りに。紅白梅につづき、桃、コブシ、アンズの花がつぎつぎと咲きはじめました。
そして、待ちに待った、樹齢四百年ともいわれる圓藏院のしだれ桜(さいたま市天然記念物)も、日に日に、つぼみが紅くふくらんできています。
毎年、しだれ桜が開花するころにひらかれる「圓藏院桜茶会」。今年もいよいよ、きたる三月二十五日日曜日に開催のはこびとなりました。詳細は下記をごらんください。
とき 午前十時より午後三時まで
ところ 圓藏院客殿内および庭園
開催者 表千家 石田宗江 社中一同
埼玉栄高等学校茶道部、花咲徳栄高等学校茶道部、栄北高等学校茶道部
後援 圓藏院
客殿では圓藏院檀家をふくむ石田社中のみなさんが、お庭では初々しい高校生茶道部のみなさんがお茶を点ててくださいます。
なお、客殿での参席はチケットが必要です。
咲初めのしだれ桜をはじめ、春の花々を愛でながら、お庭で優雅にお茶をいただきませんか?
ぜひ、おこしくださいませ。
いま現在のしだれ桜のつぼみです。
コブシと河津桜が満開です。