去る八月十四日午后四時から開催された圓藏院施餓鬼会が終了いたしました。
異常気象と言われる酷暑にもかかわらず、多くの檀信徒、近在の信徒がおいでになりました。本堂内もかなり気温が上がっていましたが、どなたも健康をくずされることなく、施餓鬼会はつつがなく厳修されました。とはいえ、猛暑のため、お孫さん、お子さんなど家族連れのご来院が例年よりも少ないお施餓鬼となりました。
圓藏院総代・世話人・お手伝いの方々は、猛暑にもかかわらず、本堂の設営や卒塔婆の設置、お接待など、早朝から夜まで懸命に立ち働いてくださいました。
圓藏院施餓鬼会においでくださった皆様、総代・世話人の皆様に厚くお礼を申し上げます。
お盆はほんの四日前のことですが、朝晩はだいぶ涼しくなり、かまびすしい蝉や夏の虫の威声も遠ざかりはじめました。庭には、山百合が咲きはじめて。もう、秋のお彼岸の足音が、自然のなかにも聴こえています。なにがあっても、自然の歩みは変わらないのですね。
来年もどうぞ圓藏院施餓鬼会におこしください。
追伸:本堂前にまだ卒塔婆が残っていますので、お早めにお持ちくださいませ。