花の寺 圓藏院

2018.10.27 平成30年の紅葉は?

秋風のふけども青し栗のいが

この句は、松尾芭蕉の詠んだ立秋の句です(『こがらし』収中)。もう、とっくに立秋はすぎたものの、当山圓藏院の紅葉もどうやらこれからが本番。ことしは、夏の尋常ではない酷暑もあり、全国的に紅葉が遅れているようです。

樹齢600年、樹高27メートルといわれる、さいたま市天然記念物の大銀杏も、まだまだ青い葉が散見されます。圓藏院では比較的紅葉の早いドウダンツツジも、先週から、やっと紅く色づいてきました。

毎年、大勢のお客さまが、圓藏院の庭の紅葉を愉しみに訪れてくださいます。大銀杏が黄金色に色づくのは、来月半ばごろでしょうか。大銀杏の実は、どなたでもご自由にお持ち帰りいただけます。どうぞ、お越しくださいませ。