あすから九月だというのに、摂氏三〇度をこす残暑がつづいています。それでも、見沼の桜は枯葉をちらせ、稲穂も色づきはじめました。
去る八月十四日の夕方、当山は恙なく令和二年度の施餓鬼法要を厳修することができました。新型コロナ対策のため、助法に正法院様をお迎えし、三名の僧侶による読経。本堂内の参列も、新盆供養の檀家信徒のみと、やむをえない仕儀となりました。
法要中は、屋外の本堂前に、たくさんの一般檀家信徒の皆様がお集まりになり合掌されていました。また、今年はコロナの影響で、故郷への帰省もままならない近隣地域の方々も多くありましたが、円蔵院の施餓鬼法要にお参りになり、故郷にむけて手を合わせておられました。
とまれ、檀家信徒の皆様と近隣地域の皆様のご協賛とご助力をもちまして、今年も無事に法要をおこなうことができました。かさねて、お礼を申し上げます。
そして、来月からは、待ちに待った御詠歌講、写経と書道の月例講座も再開されます。
さらに、新型コロナの様子をみながらではありますが、仏教に縁の深いヨーガの講習を、10月から11月にかけて試験的に開催する予定です。
今後の仏教文化教化活動は、当山ホームページにて、逐次、お知らせしてゆきますので、引き続きご高覧いだたきますようお願い申し上げます。