今年は暖冬のせいか、昨年末より境内の紅梅が花開き、野鳥のメジロが早々と飛来しました。
檀家信徒の皆様におかれましては、今月2日から5日まで、円蔵院客殿にて開催しました年賀挨拶にお越しくださり、誠にありがとうございました。
きびしいコロナ禍のなか、ご挨拶には、寺方の予想を上回るお客様がお見えになりました。また、こうした状況ですので、やむなく郵送で年賀護寺のお布施をお送りくださった方も多かったのですが、お陰様で、例年通りの護寺費を円蔵院に納めることができました。
コロナ禍のなかでも変わらぬ皆様のご支援に、重ねて感謝を申し上げます。
また、年始挨拶の折にお授けした、京都智積院で加持祈祷いたしました「病疫退散お守り」も大変好評で、ご家族やお子さんの多いお家は、3つ4つとお持ち帰りになられました。
恒例の受付期間が終了した後も、混雑を避けて、年賀のご挨拶、お布施のお申し込みに来られる檀信徒の方々もいらっしゃいました。正月末日の本日、年賀受付を終了させていただきます。
2月以降の円蔵院月例講座は、緊急事態宣言のため、暫時、休止いたします。再開のめどがたち次第、この「お知らせ」欄で告知いたします。恒例の桜茶会の開催につきましても、2月末から3月始めにかけて可否を本欄でお知らせいたします。
月例講座を愉しみにされている檀信徒の皆様には、大変心苦しいのですが、ここは我慢のしどころです。御詠歌を待ち望むお年寄り、若い女性からは昨年スタートした「お寺でyoga」についてのお問い合わせもいただいておりますが、お互いに微笑んでお会いできる春の到来を待ちたいと思います。
なお、ご法事はコロナ対策をしつつ、通常通り行なっております。ただし、2月、3月前半は本堂内も非常に寒くなります。コロナ禍で、法事後の会食もままならないと思いますので、ご法事はなるべく堂内が暖まる午後の開始をお勧めいたします。とくにご高齢の檀信徒の皆様は、お体にご無理のないようにお願い申し上げます。
寒さが厳しさを増す2月も、コロナに負けず、互いの健康と幸をお祈りして、ともに歩んでまいりましょう。